特定非営利活動法人
【やんちゃ寺】

現在日本における非行少年支援は、
公的機関による矯正・禁止等の介入が主となっており、
反社会的不適応行動に陥りやすい生きづらさを抱えた中高生が、
ありのままでいられる居場所が少ないこと、
また、学校や家以外での所属や自己肯定感を育むレールが
日本にはまだ少ないことを受けて、いわゆるやんちゃ系の中高生が、
公的機関につながるほどの問題行動が現れていないうちから
つながれる民間の居場所として、やんちゃ寺はスタートしました。

日本における青少年の死因のトップが自殺であること、
また自殺の対人関係理論(Joiner, T)における自殺の三大要因が
「居場所のなさ」「自己有用感のなさ」「自分を大切にする習慣のなさ」
であることを受けて、中高生がありのままでいられる居場所をひとつ増やし、
やんちゃ寺の中で、いろいろな活躍の仕方をしている大人と関わることで、
それぞれの自己有用感を高める場として社会資源のひとつとなればとの思いから、
やんちゃ寺は、はじまりました。

取り組む社会課題
◆やんちゃ系(反社会的不適応)の居場所が少ないこと
日本における非行少年支援、反社会的不適応支援は、禁止や否定、矯正といった
公的機関での介入がメインとなっています。本人が、どんなにだめなときでも
そのままの自分を大切にされ、自己肯定感を育むことのできる場が、
非社会的不適応支援等と比べ、日本社会の中にまだ少ないのが現状です。

◆学校以外で自己肯定感を育むレールが少ないこと
日本における「居場所」は、「学校」か「家」がメインとなっています。
学校で評価される能力や、家での自分以外にも、社会の中には多様な活躍方法や
自分の顔があるということを感じられる場が、日本にはまだ少ないのが現状です。

◆日本における青少年の自殺率の高さ
日本における青少年の死因のトップが自殺です。
自殺の対人関係理論( Joiner, T.)によると、自殺要因は、
「自己効力感を持てないこと」「居場所がないこと」「自分を大切にする感覚を持てないこと」
3つであるとされています。

活動目的
◆ありのままの自分を肯定される居場所を得る
やんちゃ系の中高生がありのままを肯定される居場所を得ること

◆多様な価値観や生き方に触れる
ひとつの環境や価値観の中で評価されなかったり、自分を好きになれなかったとしても、
評価の軸や価値観、生き方は多様にあるという実感を得ること

◆自己肯定感や有用感を育む
自己肯定感を得るレールを多様にし、様々な形で社会に対する自己効力感を育み、
自分は無意味な存在ではないこと、何かができる存在である実感を得ること

活動内容
【居場所】
第1・3・5土曜日の午後、草津市のお寺で、居場所を開放しています。
様々な仕事や経験を持つやんちゃ寺のスタッフと、あったかいごはんやお菓子を囲んで、
卓球をしたり、オセロをしたり、 ボードゲームをしたり、季節ごとのイベント
(お祭りに参加したり、クリスマスパーティーをしたり)をしたり、
喋ったり遊んだりして過ごしています。

【食堂】
毎月第3土曜日は、やんちゃ寺食堂を開催しています。
中高生は無料、大人は任意で300円です。
みんなで一緒に準備をして、あったかいごはんを一緒に食べています。
ごはんがあいだにあることで、多世代のスタッフとのコミュニケーションも
気楽に行うことができ、ほっとすると好評です。

【やんちゃ寺ラジオ】
毎月一回、第4水曜日19:00〜20:00にラジオを放送しています。
やんちゃ寺の活動報告とともに、やんちゃ寺に関わっている
さまざまな人の人生や経験をお届けし、多様な価値観や生き方に
触れることのできるラジオ番組です。

『滋賀県草津市のお寺で、生きづらさを抱える中高生が、
ありのままの自分に自己肯定感を育めるように、
いろいろな経験や仕事を持つおとなたちと、
あったかいごはんやお菓子を囲んで、遊んだり喋ったりする、居場所です。

それぞれの人の価値観や考えをおもしろがり合う連鎖、
ありのままを肯定し合える循環のスタート地点となること
そして、ありのままの自分自身のことも肯定できるような、
そんなあったかいスパイラルが、
草津市から、滋賀県、日本、地球へと、広がっていくこと
それが、やんちゃ寺の、おおきな妄想です。』

※サイトはこちらをクリック https://deep-yancha-dera.jimdosite.com/